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実例・待ち合わせにスマホを使わないで会う|という介護福祉士の仕事をしてきた時の話

アイキャッチ画像スマホなしで待ち合わせ

こんにちは。

今日は『スマホを使わないで待ち合わせをする』

そんな介護福祉士の仕事をしてきたのでお話しします。

スマホを使わないで利用者さんと待ち合わせする話

登場人物はコチラ

  • 利用者さん=普段はサラリーマン。電車通勤
  • ぼく=障がい施設の介護福祉士です。自転車通勤
  • 22日の17:00に駅の出口で待ち合わせ

何の変哲もない約束をしたのは1週間前のことでした。

スマホは持っています。LINEも使っています。

しかし、お互い個人の連絡先は知りません。

社用のスマホは共用で使い勝手がわるいのでぼくは使っていません。

その2人はお互い仕事のモチベが上がらないという点で意気投合しています。

待ち合わせは瞬間で成功

22日、16:50頃・・・

ぼくはドキドキしながら坂を上っています。

(ホントに来るかなぁ・・・)そんな意味のドキドキ

まだまだ疑ってる。彼を信じる日は先ですね。

さて、この先は駅です。

待ち合わせ場所です。

この時間は駅から人が流れるように出てくる

ぼくはその流れの中にいます。

キョロキョロしてすぐ

1秒

その人影を発見。

これzoneだな。

スマホに頼らず、待ち合わせ。っていうzone

この仕事でも味わえるzoneて、あるな。アリ!

zoneへつながる糸

人混みに向かっておぉ~きく手を振る。

ぼくを

無視して

目線をそらした彼。

(おーーーい)

手を振ることに躊躇しないおじさんと、人目を気にする若い彼。

うん。自分にもそんな歳のころあった。

いいよ

『無視しても大丈夫な職員』

そう認定してもらえたんですよね。

つながった心の糸のようなもの

人間関係の糸。そういう名前にする。それがつながたよね。

zoneのトビラへ、続く道で

16:50、坂を上っている時

(待ち合わせ10分前)

道端の雑草〜

(あ、こんな雑草もがんばっているんだな…)

なんだ、コレ。

この気持ち。

良いじゃん。

俺こんなに心 綺麗だっけ!?

吹いてくる風に対して、キモチイイ

普段開いていないトビラが開いてるな。

これが…zoneのトビラ…だったのか…

昨今はデジタルでスマートですが

今はスマート時代で

デジタルツールを使って、用意周到に準備をして計画通りに仕事をすすめています。

これとは反対なのかな。

相手の可能性を信じる。と言えばキレイですが

この待ち合わせ。

自分ではコントロールできない他人に運命を委ねている。

出会えた時の彼は?ずっと、待っていたのは彼

ぼくにとっての「待ち合わせ」は、秒で出会えて感動。

で終わり。ハッピーエンドでした。

ところで

ぼくより先に来ていたことになる彼は

ぼくより長い時間を待っていたことになります。

手を振るぼくに目をそらした彼。

・・・

やっぱり自分は、彼のことを利用者さんだと思ってる

待っていたのは彼で

約束の条件(不安)は同じで。

彼に聞いてみたところ

30分前に来ていたそうです。

時間休を使って。

(30分待っていた)

人に運命を委ねて待つ時間は…長いよね。

手を振られても目をそらしたくなります。

ぼくは彼に期待していなかった

(待ち合わせ時間より早くいるわけないか…)

心のどこかで彼を『利用者扱い』しているんだな。

彼を信じ切れない不安

ぼくは不安を振り払っていた。

くしくも秒で待ち合わせが完了しました。

自分の予想に反して成功したことで

感動していました。

zoneのトビラとか言って感動をあおってました。

支援者の自己満。どうにかしたいものです。

次からはこうする!

ぼくは絶対に時間を守ることを意識した

当たり前のことー

当たり前のことをしっかりやるしかない。

堂々と待ち合わせできるルールを決めました。

  • 17:00に『柱の前で』待ち合わせしましょう

こうしたら、駅の出口でウロウロしないでいいです。

あぁ自信を持って彼と待ち合わせしたいよ!

おわりに

こんな介護福祉士のカタチがあります。

興味がある方は一緒に働きたいです。

デジタルとアナログ満載の業界で今日も働いています。