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実例・障がい福祉のリアルケース|カーラジオの音量

福祉の現場のにやりほっとケース

他人の考えていることはわかりません。

カーラジオの音量を大きく大きくする時のやりとり

車の運転は職員ぼく。

勇んで助手席に乗るは今回の利用者さん。

後部座席に添乗の職員さん1名。

助手席に利用者さんが背筋ピン

少し暑い日の午前中。

いつもの2車線をぼくらの車が走ります。

背筋はピンとして助手としてふさわしい姿勢です。

コレには理由があるようです。

そのまま手を伸ばすと、ちょうどオーディオのスイッチに触れられるのです。

トヨタ車の設計が素晴らしいですよね。株ほしい。

せめぎ合いしちゃう

正しい姿勢でスイッチをパラッ!っと回せばラジオのボリュームがパラパラ大きくなります。

音量は5。いや、8。10を超えた。

14・・・17、

にじゅ・・・。

(このまま行ったら爆音福祉車両だぞ!)

ぼくは「ちょちょ」などとあいまいな言い方をしながら、シュッ!と音量を6に下げました。

2秒後

パラパラパラ~っと音量は18

シュッ!11

パラッ!と13

せめぎあい。

職員は言葉を使う

「申し訳ないです。ちと音量が大きいです。耳がうるさいです」

ぼくの声の大きさは16くらいです。ラジオに負けないように…

相手の行動を止めるために

言葉に圧が宿っています。

同乗の職員とルームミラーで目が合いました。

現在のラジオの音量=9。

車内はラジオの音だけが響いています。

・・・急に13ッ!

(♪ラ~ラバ~イ)

そこには好きなことがひそんでる

あ、音楽が好きなんだ。

同乗者と再び目が合いました。

(音楽の流れている時間だけは、13でいいですね)

車は心地よい70年代ソング(研ナオコさん/アザミ嬢のララバイ)

トヨタ車は音楽ダダ漏れで目的地に向かうことになりました。

ララバァイ~・・・。

曲が終わり、音量は9。

9のまま。

もはや争いなどなく、ホッとした時間がトヨタ車を包んでいます。

ラジオの番組表を頭の中に展開するなんてお茶の子さいさいなんでしょうね。

今、通院帰りの車内のラジオの音量は13です。

もうすぐ「通院等介助(身体介護を伴う場合)」の支援はおしまいです。

帰りの車内は、行きよりリラックス。

助手の姿勢はダダ崩れ。

「だら~ん」とした帰り道。

おわりに。

みなさん毎日を自分らしく生きています。率直にうらやましい。

ぼくは、社会の荒波や組織の呪縛によって考えすぎる傾向があるため、まだまだ自分らしく生きることができません。

けれど、自分の気持ちに正直に生きるために自分のできる発信をするのみです。